さあ、枠順も確定したな!
買える人気馬と伝えていた馬たちを
どのように優劣をつけていくのか
ここでしっかりと
俺の決意を伝えたいと思う!!
人気馬の取捨選択編Part1、Part2で伝えてきた
買える人気馬を
どのように優劣をつけていくか
そこを伝えたいと思う!
最優先する人気馬
スキルヴィング
この馬を日本ダービーにおいて
馬券の中心として買ってく
「青葉賞組からはダービー馬が出ない」
このジンクスをこの馬は
見事に覆してくれるに違いない!
彼を推奨する理由としては
前走の青葉賞で見せた
引き締まった流れからのスピードの持続力勝負
この内容を高く評価している。
昨年の青葉賞覇者である
プラダリアのタイムよりも
更に速いタイムを記録しており
引き締まったレース展開だった。
レベルの高い一戦だったと言える。
その青葉賞で
外を回す王道の競馬をして勝ち切り。
ダービーへの適性を示した内容だった
皆んなが疑問に感じるであろう
この馬の最大の懸念点は
「皐月賞組よりもスピード力があるの?」
ここではないだろうか。
皐月賞組に目がいきがちではあるが
青葉賞組は例年に比べて
ダービーに適性を持っている。
項を変えて
皐月賞組が求められた個性を見ていこう!
皐月賞に求められた個性とは
「何度も聞いて耳にタコができてしまうよ」
と感じてしまう人がいるかもしれないが
ダービーはスピードの持続力勝負。
Cコース替わりの高速馬場で
ペースがあまり緩まず
早仕掛けからのスピードの持続力勝負となる。
このような展開で求められる個性というのは
①高速決着に対応できるスピード力
②そのスピードを持続させるスタミナ
この様になってくる。
では、皐月賞で求められた個性はなんだろうか
①マイルに匹敵する追走力
②第4コーナーで好位置を取れる機動力
③中山の急坂を苦にしない馬力性能
④タフな馬場を走れること
この様に
ダービーで求められた個性と皐月賞で求められた個性は
全然違っている!!!
皐月賞で好走できたからと言って
「高速馬場でのスピード力勝負に対応できる」とは言えないのだ
皐月賞好走=ダービー好走
これが成り立ちにくいのが実情。
皐月賞組の上位馬が好走した要因は
中山2000mの皐月賞に対して
強い適性があったからであり
適性の変わるダービーでは
実力を発揮できないと考えている。
では、具体的に
皐月賞で好走してきた人気馬たちは
どの点でスキルヴィングに劣ると
俺は考えているのか
一頭ずつ見ていこう!!
皐月賞1着 ソールオリエンス
彼が皐月賞で好走できた要因は
①タフな馬場への対応能力の高さ
②京成杯でも見せた馬力性能
③スタミナの持続力の高さ
この三つが主な要因であって
ダービーで好走するために必要な
①高速馬場に適応できるだけのスピード力
ここに不安があるのだ。
京成杯、皐月賞と
スピード勝負というより
他馬のスタミナが削られる失速戦で
結果を残してきただけに
高速馬場のスピード決着で
どれだけ実力を発揮するかは未知数なのだ。
彼が走った全3レースのうち
新馬戦の東京1800mだけが
スピード決着の要素が強かったのだが
その新馬戦は
タイムこそ歴代の名馬と比較しても遜色ない。
しかし
上がり最速は同じような位置から
追い出しをスタートした2着の馬なのだ。
決してスピードで圧倒できた内容ではない
皐月賞の強すぎた内容といい
京成杯での勝ち方といい
彼は失速戦でこそ本領を発揮するタイプであって
今回のダービーのような
スピードの持続力の求められる舞台設定では
根本のスピード力で
スキルヴィングに一枚劣ってしまっている。
そう言った可能性の方が高いと判断した。
ただ
スピード力の低い馬だとは思えないので
相手では買おうとは思うが
スキルヴィングよりも
重い印を打つだけのオッズ妙味はない!!
そのように考えている
皐月賞2着 タスティエーラ
彼が皐月賞で好走できた要因は
①粘り込めるスタミナの持続力の高さ
②ハイペースへの追走力
③機動力の高さ
1着のソールオリエンスに負けた要因が
①タフ馬場での末脚のスピード力負け
そして共同通信杯で
凡走してしまった要因が
①前有利の展開で位置取りが後ろになった
②スピード力不足
この二つが主な要因だ。
特に共同通信杯の負けた要因である
スピード力不足
ここを最も俺は危険視している。
位置取りが後ろになってしまい
不利があったのは分かる。
だが、それでも
同じ様な位置から追い出しをスタートした
ダノンザタイガーに上がり3Fのタイムで劣っている。
ダービーで勝つような馬ならば
もう少しスピード力を示して欲しい内容だった。
スタミナの持続力の高さ、機動力の高さ
こう言った個性が輝く舞台でこそ
狙ってみたい馬であって
ダービーにドンピシャで適性を示しているとは言えない
ただ
スピード力が全くない馬とも言えなくて
そこそこはあるのだが
共同通信杯の内容から
スピードという観点においては
ファントムシーフ≧タスティエーラ
この様に評価をしたいと思う
皐月賞3着 ファントムシーフ
彼が皐月賞で好走できた要因は
①外差し馬場で絶好のポジションを取れた
逆に負けた要因が
①落鉄してしまった
②大飛びで重馬場が合わなかった
皐月賞は個性と合ってない条件下で
よく頑張った内容だと言えそうだ
共同通信杯で勝てた要因が
①スピード力の高さ
②前有利の展開
野呂菊Sで既にスピードの高さを示してはいた。
そのスピード力を
ここでも活かすことができた。
前有利の展開が味方していたのは間違いないが
それでもタスティエーラよりもスピードでは優っていた
少なくとも、タスティエーラと同格
それ以上にスピード力の示した内容だった。
ただ、スピードで圧倒したかと言うと
圧倒できているとは言えない内容。
タスティエーラよりも
スピード力は若干上という評価まで。
彼の場合は
スピード力よりも
ダービーで好走するための条件である
②スピードを持続させるだけのスタミナ
ココが不安だ。
彼の走法を見ていると
野路菊Sでは首がしっかりと
柔軟性のある動きをしていて
距離延長をしても大丈夫な走法に見えたのだが
共同通信杯、皐月賞と
首の動きが硬くなってきていて
距離延長に不安が残る走法になってきている。
スピード力という観点においては
大飛びでスピード力のあるこの馬は文句なしだ
実際に、週始めまではこの馬を
中心に馬券を買っていくつもりだった。
しかし!!
走法を確認すると
距離延長はプラス材料とは言えない
むしろ
中山2000mの皐月賞の内容を見ても
距離がいっぱいに見えている。
ココでは
評価を落として勝負したい。
スキルヴィングと皐月賞組
この様に皐月賞組の上位馬たちは
①高速馬場でのスピード力
②スピードを持続させるスタミナ
この二つの観点で見た際に不安が残る。
そこで、大きな減点材料がなく
青葉賞で着差以上に強い競馬をしていた
スキルヴィング
これを俺の馬券の中心としていこうと思う
そして、それと同時に
ハーツコンチェルト
この馬も青葉賞組を評価するなら
しっかりと評価をする必要がある。
前走はスキルヴィングの方が
ロスの大きな競馬をしたので
スキルヴィングの方が内容を高く評価はできる。
しかし
スキルヴィングに半馬身差まで詰め寄っており
2400mの距離延長がプラスに働いているのが
よく分かる内容だった。
鞍上の松山ジョッキーとの
黄金コンビで
しっかりと結果を残してくれるだろう
高く評価しようと思う!!
終わりに
週の最初の方に
人気馬の取捨選択編を投稿した際に
ソールオリエンス、スキルヴィング、ファントムシーフの
人気3頭を高く評価していたので
どれか一頭は評価を落とす必要があるという話をしたが
結果的には二頭の評価を落として
一頭だけを高く評価する形となった。
ただ、3頭とも評価は変わらずに高い。
簡易的に評価するなら
Sランクがスキルヴィング
Aランクがソールオリエンス、ファントムシーフ
そんな感じのイメージを持ってもらえると
わかりやすいかもしれない。
後は当日のトラックバイアスの問題だけだ
内枠に強烈なトラックバイアスがある可能性がある。
それだけはしっかりと確認をしたい。
もし仮に強烈なトラックバイアスがあった際には
ベラジオオペラ、フリームファクシ、トップナイフ、ショウナンバシット
この内枠から先行して
長く脚を使うことが出来る面々を評価しないといけない。
土曜日のトラックバイアスの確認後に
トラックバイアスが強かったら
もう二本記事を上げると思うし
トラックバイアスが強くなかったら
記事は一本の予定
ココまで、長々と付き合ってくれてありがとう!
ダービーの記事だけで
計2万文字近く書いている。
卒論並みです。
そして、ダービーの記事を全部読んでるあなた
原稿用紙50枚分くらいの文章読んでます。
すごいぞ!
こんなに長い文章を書いてる予想家は
俺以外にいないと思うし(多分)
情報量が多いとは思うが
しっかりと読んでくれれば
確実に
日本ダービーの予想の思考のプロセスが
分かってくると思う!
あともう一本は確実にダービーの記事が上がる
また次の記事も見てくれ!
では!!
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