先週のCBC賞は荒れましたねー
前を行った馬が馬券内を席巻するレースだったな。
トラックバイアスの差が大きすぎた一戦だと思う
七夕賞も荒れますか?
2000mという距離でスプリントよりは
荒れることはないだろうが
注目の穴馬が出走してきているので
その馬の正体に注目してもらいたい。
レースの攻略ポイント
福島競馬場のコースレイアウトから解説していきたい
スタートからゴールまで
合計4回のコーナーを回るコースレイアウトだ
コーナーを回ったら、また直ぐにコーナーが待ち構えており
道中はあまり落ち着かないリズムで進んでいく。
また
細かいアップダウンが多く
上がっては下がってを
何度も何度も繰り返し
道中ずーーっと脚を使い続ける必要がある。
そのため
ジワジワとスタミナを削り取られるようなコースになっており
2000mという距離ではあるが
求められるスタミナ性能というのは
2000m以上のスタミナが
求められるようなコースレイアウトになっている。
また!
最後の直線は短いのに加えて
第四コーナーは下り坂になっているので
機動力も同時に求められるような
コースレイアウトになっている。
阪神2000m内回り、中山1800m内回りと同じように
ジョッキーが、最後の直線の短さを意識して
コーナーから加速していく
ロングスパート勝負になりやすく
スピード性能以上に!
スタミナ性能が問われるような戦いになりやすい。
つまり!
まとめると
★2000mという距離なのにも関わらず
実質的には2000m以上のスタミナが問われる
★コーナー加速からのロングスパート勝負で戦えるだけの
コーナー加速力を兼ね備えている
★既に2000m以上の距離でも
戦えるだけのスタミナ実績を持っている
こう言った面々を選んでいきたいレース質になっている!!
【スタミナ=持続力】
このように考えてもらって構わない。
持続力の欄には特に注視して見てもらいたい
それでは
人気馬から1頭ずつ見ていこう!!
フェーングロッテン
【得意分野】
粘り強い逃げ
評価 S
トップスピードの高さには欠けるが
スタミナの持続力が高く
脚を鈍らせないのが強み。
今回の舞台設定では、スタミナ性能が大切になってくる。
その点で、彼の個性は強みになってくる。
前週は、内有利のトラックバイアスが顕著だった。
今週もその馬場傾向は
引き続き、継続していると思われるので
内の伸びる馬場を味方につけることができる。
明確に逃げを打つ馬もこの馬以外にいないのも大きい。
しかし!
調教を見ていると本来の調子からは程遠く
最終追い切りでどこまで上げてくるか注目!!
セイウンハーデス
【得意分野】
スタミナと馬力性能
評価 B
コーナー加速からの持続力勝負が得意。
スタミナが問われる一戦でこそ
活躍してきた一頭。
前走の新潟大賞典は2着に好走したものの
あまりにも馬場が悪かったのを考えると
参考外として考えていいと思う。
前々走の阪神2000mの戦いは
スタミナ性能を活かして押し切った戦いで
福島2000mの適性を示した内容だったと思う。
スピード力に長けているタイプではないので
最後の直線で追い比べになった際に
他のスピード能力に長けているメンバーに負けないかどうか
そこが唯一の気掛かりであろう。
バトルボーン
【得意分野】
スピードの持続力勝負
評価 A
大跳びで長く脚を使うことができるのが強み
加速に時間がかかる分
スピードを長く持続させることに長けていて
東京2000、2400mで強さを発揮しそう。
福島2000mだと最後の直線が短いので
この馬の力が最大限に発揮できる舞台設定ではない。
走法自体は美しく
潜在能力が高い一頭であるのは間違いない。
この馬の潜在能力の高さ自体は認めつつも
舞台設定と彼の個性が噛み合っている訳ではないので
A評価止まり。
枠順が良くて、素直に先行することが
できるようならば、評価は上げたい。
エヒト
【得意分野】
スタミナの持続力勝負
評価 S
昨年の覇者であり
このレースでの問われるスタミナ性能の高さを持っている。
総合力が高くて、大崩れするのは考えにくい。
能力面に関しては疑う余地はない。
問題は斤量58キロを初めて背負うところだ。
馬格が特別大きい訳でもないので
斤量の不安は付きまとう。
前々走のAJCCは負けはしたものの
1着のノースブリッジは岩田康の好騎乗があっての勝利で
内容自体ではエヒトが勝っていると考えている。
現在4番人気ではあるが
斤量と近走の着順が嫌われて
人気を落とすようであれば積極的に買っていきたい。
テーオーソラネル
【得意分野】
スタミナと馬力勝負
評価 B
スピード性能がそこまで高くない分
スタミナ性能と馬力性能で補ってきた。
前走の内容としては
スピードが足りないながらも
何とか差し切った内容で
内容自体は物足りない内容だった。
スタミナ性能があるのはココでも大きなプラス材料ではあるが
いかんせんスピード力が足りていないので
トラックバイアスや展開的な有利が
味方しないと厳しいと考えている。
馬柱だけ見ると綺麗だが
内容自体は高く評価できないので
人気するようならば逆らいたい。
カレンルシェルブル
【得意分野】
スタミナの持続力勝負
評価 A
福島民放杯の内容を高く評価している。
コーナーから加速していき
自慢のスタミナを活かした競馬で1着に入線。
出遅れをしていたのを考えると着順以上に強い内容だった。
古馬になってから負けても強い内容の競馬が続いており
白富士Sでは、4着に敗れるも
内前有利のトラックバイアスがあった中で
後方からの競馬をして僅差の4着に敗れており
内容自体は悲観する内容ではなかった。
白富士Sはメンバーレベルが高く
目黒記念3着のサリエラ、中山記念2着のドーブネなどが
揃っていた中での戦い。
トラックバイアスに逆らいながらの4着で
着順以上に評価はできる内容。
前走の新潟大賞典は不良馬場で
不良馬場適性が強く問われる内容だったので度外視して良い。
母父ハーツクライ、父ハービンジャーで
血統的にも成長力のある血統背景をしており
5歳になって充実期を迎えているのではないかと考えている。
ここで好走したら
次は絶対にこのオッズでは買えないので
この馬はオッズ妙味を含めて大きく評価したい穴馬だ
グランオフィシエ
【得意分野】
先行力&持続力
評価 B
持っているスタミナ性能の高さは評価したい。
しかし
根本のスピード力に欠けていて
最後の直線の追い比べになった際に
厳しい戦いになるのが想定される。
前走の勝利も
内が有利のトラックバイアスであったのと
東京の長い直線で
持続力を活かす戦いになったのが
勝因として大きく
決してスピード力を示した内容ではない。
CBC賞のスマートグラーシュのように
前有利のトラックバイアスを味方につけるのが
好走のための必須条件。
サンレイポケット
【得意分野】
スピードの持続力勝負
評価 C
「反応が鈍くなっているけど大丈夫??」
これが素直な印象。
日経新春杯で大敗したのだが
その敗因はそもそもレースへの追走力が足りていなかったのが原因
能力負けではなく
そもそも選んできているレースが違った印象。
追走力が衰えてきたため
追走力が緩和されるステイヤー路線に変更。
追走力をカバーするための距離延長だった。
ただ
そのステイヤー路線に変更したものの
天皇賞・春では最後の直線の反応が鈍くて惨敗。
馬の気持ちの問題なのか
年齢と共に追走力が衰えたからなのか
要因はいくつかあるだろうが
追走力不足は原因として明確で
2000mへの距離短縮は素直にマイナス評価。
選んでるレースが違うと思う。
スピード性能の高さは十分に評価しているし
この馬を天皇賞・春では
穴馬として指名をしているくらいなので
好きな馬ではあるが
追走力不安が拭えない一頭なので
ココは評価を下げて勝負したい
ガロアクリーク
【得意分野】
内回り適性、スタミナの持続力
評価 B
内回りの競馬場で
スタミナの持続力が問われる舞台設定で強い。
昨年のエプソムカップ、皐月賞は
スタミナの削り合いとなった戦いで
そう言ったレースでこの馬は穴を開けてきた。
スタミナの持続力が問われるような舞台設定で狙ってみたい一頭であって
このレースもスタミナ力が
問われるレースであるという点においては
評価したい一頭ではあるが
スピード力がいかんせん不足しているので
良馬場開催でスピードも
ある程度必要な馬場状況だったら
あまり高くは評価できない
一頭であると考えている。
重馬場開催で開催されるようならば
大きく評価したい一頭だが
現状の天気予報ではB評価だ。
ホウオウエミーズ
【得意分野】
スタミナの持続力勝負
評価 c
前走のマーメイドSでは前崩れの展開で
スタミナ性能が強く問われた一戦だった。
自慢のスタミナを活かして
最後まで差し脚を伸ばし続けて3着に入線。
スピード力が不足していた分
ビックリボンには負けてしまったが
スタミナ性能の問われる一戦では実力を示した。
今回のレースもスタミナが問われるという点においては
レース適性自体は示していると思うが
スピード力不足が懸念材料で
前が崩れるような展開になるのが必須で
前走のように逃げ馬が揃ってないことからも
大きく評価はできない一頭。
ショウナンマグマ
【得意分野】
馬力を活かした逃げ
評価 C
中山巧者
馬力を活かして最後の直線で
他の馬の差し脚が鈍る中で
差し脚を伸ばしていくのが得意な勝ちパターン。
逃げ馬なので、現状の福島競馬場の内有利の
トラックバイアスが享受できるのはプラス材料。
ただ、スピード力のあるタイプではなく
最後の直線のスピード勝負では不安が残る。
馬力と瞬発力の活きる
中山競馬場でこそ輝く一頭であると考えているので
ココは大きな評価はできない一頭。
シフルマン
【得意分野】
先行力と持続力
評価 B
先ずこの馬に関しては
怪我明けの一戦で状態は大丈夫かどうか。
前走と比べても、走り方自体に大きな変化はなく
むしろ良化傾向。
実践から遠ざかったいるという不安材料はあるが
状態自体は良い。
前走の小倉記念は逃げたものの
逃げ、先行馬が揃っていたこともあり
厳しい流れになって惨敗。
前々走はアラタに競り勝っているように
スタミナの持続力自体は高い能力を持っているのを示した一戦。
能力自体は評価している一頭で
あとは逃げ、先行馬に展開が向くかどうかに掛かっている。
レッドランメルト
【得意分野】
スタミナの持続力
評価 B
前走、前々走は馬場が渋っていたのが
この馬に合わなかったので度外視して大丈夫!
3走前の中山金杯は内有利のトラックバイアスがあり
そのトラックバイアアスを活かす競馬ができたものの
6着に惨敗している。
トラックバイアスを活かせたし、展開も向いたことを考えると
馬券内に入って欲しかったところ。
ただ、そこまで大きく負けてもいないので
評価を大きく下げるようなことはしないが
重賞で通用する程のスピードは示されなかった。
終わりに
残りのメンバーは競争除外になる可能性があるのと
回避する可能性があるメンバーなので
出走が確定したら、また随時ブログで書いていく。
長くなってしまったし
ここら辺で切り上げます!
最後まで見てくれてありがとー!
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