今年のマーメイドSは人気が拮抗しているし
適性の差は能力差以上に大切だぜ。
一頭ずつ見ていこう!!
あと今回からランク付けを導入する。
SからCまでの4段階で評価しようと思う
先週のトラックバイアス
先週のトラックバイアスを確認すると
前残り決着が目立つ。
差し馬よりも先行馬の方を積極的に評価したい
ビッグリボン
買える人気馬だ
前走の福島牝馬Sは
荒れた馬場で行われた一戦で
タフさの求められる舞台設定だった。
前走の福島牝馬Sで
彼女を本命に指定した理由が
タフさの求められる馬場でも
走り切れるだけの
スタミナ性能を高く評価していたからだ。
その理由で
前走で本命指名したのにも関わらず
今回のタフさが求められる舞台設定で
彼女を評価しないのは
おかしな話だろう。
当然、ここでも評価している一頭だ。
前走の内容としては
彼女の自慢のタフさを生かすことが出来たのが
好走要因としては大きい。
二走前の関門橋Sも
タフさの求められる展開になった。
関門橋Sは
中盤から終盤にかけて
一気にペースが上がる展開となり
スタミナの土台が出来上がっていない馬にとっては
厳しいレース展開だった。
そのレースで速い流れを受け止めつつ
しかも!
ポジションを上げていく競馬が出来たので
スタミナの土台が出来上がっていると考えられる。
関門橋Sで見せたスタミナ性能
前走の福島の荒れた馬場をこなせるだけのタフさ
これが今回のレースでも活きてくると考えられる。
ランクはA
ストーリア
ポジションを上げていき、長く脚を使っていく
そう言った戦いを戦法として確立している。
周りから動かされるのではなく
自分からペースを上げていけるのは
高く評価したい。
阪神2000mは
コーナー加速からロングスパート勝負になるが
前走、前々走で
コーナー加速の上手さで見せている。
しかも、最後の坂のある直線でも
失速せずに、粘り通すだけの
持久力を既に示している。
この舞台設定でも評価できる内容だ。
今回の1番人気のビッグリボンと
再び戦うことになる。
前走はビッグリボンに負けてしまった。
しかし
前走は位置取りの差が大きかった一戦で
外差しの方が有利な馬場コンディションの中で
早めに動いて行ったストーリアは
不利な条件の中で走らされていた。
それにも関わらず
大きく負けてはいない。
そのため
前走負けはしたものの
ビッグリボンとの差はそこまでない内容だったと考えていいだろう。
外差し決着だった分
前走負けてしまったが
先行勢にトラックバイアスが向いてくれば逆転は十分にあり得る。
ランクはA
ウインマイティー
高く評価したい一頭だ。
持久力勝負の側面が強かった
有馬記念では
6着に好走しており
G1レベルでも通用するだけの
持久力、タフさを実証済みだ。
昨年のマーメイドSでも
自慢のタフさを生かしての1着で
持久力勝負で強いのを十分に証明している。
前走の京都記念は
最後の直線でスピード負けしたのが敗因。
G1レベルのメンバーが揃った中での
スピード力勝負では分が悪かった。
しかし!
前走よりも、スピード勝負要素は減る
それに加えて
メンバーレベルも大きく下がる一戦。
戦ってきたメンバーレベルが高すぎるので
ここでは最上位の評価をしている。
ランクはS
ゴールドエクリプス
危険な人気馬だ
前走は京都で行われた一戦で
上がり33秒台の脚を使っての勝利
ストライドも綺麗に伸びていて
是非とも!
東京、京都でみたい個性をしている。
阪神、中山のような
小回り適性、坂道をこなせるパワー、加速力
そう言った個性が必要になってくる舞台では
他に買いたい馬がいるのが正直なところ。
彼女の得意のスピード性能が生きてこない可能性が高く
3走前に阪神2000mの重馬場で
脚が止まっているのを見ると
この舞台設定では持久力の面で不安が残る。
ランクはB
シンシアウィッシュ
あまり評価していない一頭
この馬もゴールドエクリプスと同様に
スピード面での評価はできるが
持久力、タフさの面でそこまで評価が出来ない。
前走の京都2勝クラスでは
スピード性能を活かした勝利。
懸念されるのは
前々走の中山2勝クラスでの戦いだ。
この日の中山は内外フラットだったが
後方で脚を溜めていたこの馬は
最後の坂で脚が止まり気味になってしまっていた。
距離延長に加えて
メンバーレベルも一段と上がり
追走力も更に求められる
今回のマーメイドSでは
最後の直線でバテてしまうのが懸念される。
スピードを上げていく戦いでこそ本領を発揮するタイプで
スピードの削り合いとなる今回のような戦いでは
積極的に狙っていけないと考えている。
ランクはB
サンカルパ
買える人気馬だ
馬力性能の高さ、持久力が
彼女の強みであり
高く評価できる一頭だ。
前走は内枠からロスなく折り合い
最後は自慢の馬力性能を活かして
差し切り勝ち
順当に、人気通りの強さを示した。
二走前は中山1800mで4着
道中かなりペースが流れた。
1着から3着までの馬は
軒並み差し馬で
早め2番手で追走していた
この馬にとっては不利な条件。
しかし、そこまで差のない4着に残しており
耐久力の高さは示した内容。
3走前も中山1800mで行われた一戦。
中団に控えて
最後追い出しにかかったが
スピード力不足で惨敗
持久力、スタミナ性能の低さを
露呈させた訳ではないので
そこまで評価を落とす内容ではない。
2走前、3走前が不利な条件が重なって負けてるだけで
マーメイドSで順当に能力を示せば
上位メンバーとも戦っていけると評価している
ランクはA
ビジン
タフさが持ち味の一頭
前走は中山2500mの雨の降る中の
重馬場で行われた一戦
「タフさの極み」みたいなレースで
自慢の耐久性能の高さを活かして
2着に好走
持久力の高さで言うとこのメンバーの中でも
トップクラスの能力を持っているだろう。
恐らく、今回の戦いでも
レースを引っ張っていくと思われる。
自慢の耐久力はこの舞台でも生きてくるはずだ。
雨が降ろうもんなら
更に彼女の個性は輝いてくるだろう
ただ、良馬場で
上がり34秒台が出てくると
この馬のスピード力を考えると少し厳しい。
耐久面は評価している。
一応
ランクはBとするが
馬場が渋ったり
斤量有利が貰えたり等の
プラス材料が増える可能性を秘めている一頭なので
ランクAに上昇する可能性も残している
セレッソ
まさかのダート馬の出走
タフな舞台設定の一戦なので
ダート馬の馬力性能、スタミナ性能が
生きてくるのは間違いない。
陣営側の意図は分かる。
しかし!
ビジンと同じでこの馬も
スピード性能がある程度問われてくると
厳しくなってくる一頭なので
週末の天候、斤量発表を
楽しみに待ちたい。
ランクはBとするが
ランクAに上昇する可能性を残してはいる。
終わりに
まとめると
ランクS ウインマイティー
ランクA ストーリア、ビッグリボン、サンカルパ
ランクB セレッソ、ゴールドエクリプス、シンシアウィッシュ、ビジン
こんな感じだな
段々とこのレースが分かってきたような気がします。
雨が降ったら、一波乱起こりそうですね。
そうだな。
ここ最近は、週末の雨が続いているし
今週末も雨が降るのに期待したいところだな。
次の記事で紹介する馬でも
雨を降るのを期待して
ここに参戦しているメンバーがいる。
普通の重賞と違い
ハンデ戦なのに加えて
阪神2000mと言うトリッキーコースで
攻略するのにポイントを掴んでいないといけないコース
しかも!
牝馬限定戦で、雨模様
こうなったら
人気通りに決着するのは、考えにくい。
そう言った難易度の高いレースこそ
多くの馬券購入者が読み解けない事項が
多く生まれる。
だから
オッズ妙味が凄くある一戦になる。
そう言った難易度の高い戦いは
紐解くの難しいだろうし
一緒に頑張っていこうな!!
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