鳴尾記念も好メンバーが揃っているな
どういった個性を持っている馬を
狙っていくべきレースなのか
そういった事から話していこうと思う
鳴尾記念の攻略ポイント
①マイルに匹敵する追走力 ②第四コーナーで好ポジションを取れる機動力 ③コーナー加速からのロングスパート勝負 ④馬力性能
阪神2000mはトリッキーコース
東京、京都で求められる個性と
阪神内回りで求められる個性は全然違ってくる！！
では、なぜ求められる
個性が変わってくるのだろうか
それは
コース形態に秘密がある
阪神2000mは内回りコースで
コーナーを四つも回るコースレイアウトになっており
東京のような落ち着いた流れにならず
慌ただしい展開になってしまう。
そのため、2000mなのにも関わらず
①1800mやマイル並みの追走力が必要になり
中距離路線を走ってきた面々は
追走に苦労する展開になりやすいのだ。
また、最後の直線が短いため
最後の直線一気では差し切ることが難しく
第四コーナーの位置取りが
そのままレースの結果に直結しやすい
そのため
第四コーナーの手前から
少しずつ加速していき
②第四コーナーで好位置を取れるだけの機動力
これも同時に求めたい。
また、コーナー加速からの直線勝負となるので
長く脚を使う必要がある。
そのため、③長く脚を使える個性
これも必要な個性だ。
最後の直線では阪神競馬場というのもあり
急坂が待ち構えている。
そのため、④馬力性能の高さ
これも必要な個性だ。
まとめると
狙ってみたい馬のタイプというのは
忙しい流れにしっかりと追走し
脚を溜めることができて
最後の直線に入る前に少しずつ加速していき
第四コーナーで好位置をキープできて
最後の直線で急坂を走れる馬力性能の高いタイプ
そういったタイプを狙っていきたい。
こういった沢山の注文に
答える必要のあるレースなのが
阪神2000mの正体なのだ。
そのため
いつも以上に
レースの攻略ポイントを押さえているのは大切
ソーヴァリアント
買える人気馬だ
前々走のチャレンジCの内容が素晴らしい
先行して第4コーナーで好位置を確保
最後の直線で
馬力性能とスピード性能の高さを活かして
後続を突き放す競馬
まさに阪神2000mのお手本の様な勝ち方で
適性面に関しては文句ない
本当に来年の大阪杯では楽しみな一頭
前走の中山記念は
イレこんでいたのが敗因で
実力負けではない
オルフェーブル産駒の気難しいところが出てしまったか
この敗戦は実力負けではないので
前走の負けが嫌われてオッズが落ちるなら美味しい
積極的に狙っていきたい一頭。
フェーングロッテン
買える人気馬だ
先行して粘り通すのが得意なタイプで
一定のペースで脚を使い続けることができる
東京ではキレ負けしてしまうだろうが
阪神2000mのような
舞台設定は歓迎なタイプ。
また
開幕週の内前有利のトラックバイアスが味方する
それに加えて
メンバー構成的にも
彼以外に明確な逃げ馬が不在で
楽に先頭で自分のペースで競馬をすることができる。
前走のような前で粘り通す競馬をして
十分に好走できる条件が揃っていると思う！
マリアエレーナ
買える人気馬だ
先行して速い上がりを使うことができる
それが彼女の個性だ
大阪杯は5着に敗れたものの
彼女が得意な位置を取れずに
控える競馬になってしまった。
持ち味が最大限に発揮できなくての5着なので
内容自体は良く
次走に期待できる内容。
大阪2000mに対する適性は間違いなくある一頭で
確実に走ってくれるという観点からも
軸にするのを勧めたい。
この馬もだが
開幕週のトラックバイアスと
スローの展開が予想されるので
先行することができるのは大きな加点材料
ここでもしっかりと狙っていきたい！
ボッケリーニ
危険な人気馬だ
この馬の個性は
スタミナの持続力勝負に強いことで
東京の長い直線で
自慢のスタミナを活かして
長く脚を使っていくのが得意
目黒記念の方が適性は間違いなく高かったのだが
こちらのレースを選択してきた。
この馬のリズムというのは
中距離のゆったりとしたリズムとなっており
2000m内回りの忙しさに
ついていけるだけの追走力はない
東京の中距離で結果を出してきたタイプなだけに
阪神の内回り2000のトリッキーさに
苦戦してしまうと考えられる一頭で
ここはバッサリと切って勝負したい
終わりに
今年の鳴尾記念は
阪神2000mの適正の高い人気馬が揃った印象で
マリアエレーナ、フェーングロッテン、ソーヴァリアント
この三頭はしっかりと
評価して勝負をしていこうと思う！
次回の記事では
カラテ、アドマイヤハダル、ヒンドゥタイムズ
（インダストリアは安田記念か鳴尾記念か決まり次第）
5番人気以下の
一発ありそうな怖い馬たちは
狙えるかどうか
そう言った判断を下していこうと思う！
今回も見てくれてありがとー！！
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